狭域通信システム、規格の標準化完了し実用化の可能性広がる(日刊工業新聞 2005.3.9)

狭域通信システム(DSRC)を利用した、自動車向け各種サービスの実用化に向けた取り組みが進んでいる。「DSRC普及促進検討会」やITS世界会議などを通じて、複数企業が実験やサービスを開始。促進検討会では通信規格やセキュリティー仕様など、運用に向けた大まかな標準化も完了しており、07年からの実用化にめどが立った。促進検討会は9日に都内で第1回総会を開き、現状の報告と将来像を討議する。

 ちょうど本日促進検討会があるのか.ETCの成功で,ITSの分野では一番市場性がある分野に育ってきたようだ.

総務省、事故防止のための自動車運転支援システム開発を強化(日刊工業新聞 2005.3.9)

総務省は05年度に国土交通省警察庁と連携し交通事故防止のための自動車運転支援システム開発を強化する。自動車単体では防ぎきれない事故に対応するため、無線通信を活用して自動車同士の位置確認したり、道路状況を自動車に瞬時に伝えたりする技術などの開発を急ぐ。さらに欧米との情報交換を進めて、国際協調を踏まえた開発体制をつくる。

 日本国内のITSの旗振り役は主に国土交通省だが,カネになると見たか総務省が乗り込んできたか.

「次世代道路システム共同開発事務局」が開設(レスポンス 2005.3.9)
 「スマートウェイ」がキーワードとなれば,キモとなる技術はDSRCだな.
 (関連)次世代道路サービス提供システムに関する官民共同研究 〜事務局の開設〜 (国土交通省道路局 ITSホームページから 2005.3.8)

ETC車載器セットアップ発行件数569万件を突破!<平成17年2月末現在>(ORSE) (国土交通省道路局 ITSホームページ 最新情報から 2005.3.7)
 ETC関連のトピックは景気いい話が続く.

車線や車間を監視、1台5役の次世代車載カメラ開発(asahi.com 2005.3.9)
 価格が気になる.

需要が拡大する自動車制御OSを知る ――機能向上に対応するには開発効率向上が必須(組み込みネット)
 後でじっくり勉強しよう.