レクサスLS460に積んだミリ波レーダやステレオ・カメラとは・・・(Tech-On 2006.9.19)

 ステレオカメラによる画像認識システムの詳しい説明あり.

前述のプリクラッシュ・セーフティ・システムでは車内LANにCANを使っているが,カメラ・システムとECUのインタフェースでは専用のデジタル・インタフェースを用いた。「カメラで撮影した画像データ量が大きく,CANでは間に合わない」(トヨタ自動車の説明員)ためである。このデジタル・インタフェースはこれまで,同社のナビゲーション・システムで採用した実績があるという。

「車両のエッジも検出できるから・・・」,「LS460」にステレオ・カメラを採用したわけ(Tech-On 2006.9.20)

今回,LS460に搭載したステレオ・カメラ・システムは,検知用ECU(電子制御ユニット)がデンソー製,画像処理用LSINECエレクトロニクス製となる。カメラはCCD方式で,松下電器産業製を採用した。なお,検知用のソフトウエアは,トヨタ自動車デンソーが担当した。

一部のECUを統合したレクサスLS460,それでも搭載ECUは約100個(Tech-On 2006.9.20)

 なぜ高速CANやFlexRayが必要か,という問いに対する具体的な回答となる事例.