【自動車向けプロセッサ編】車1台には6インチウェハ分の半導体が搭載(PC Watch 2007.5.25)

 デンソーのプレゼンをベースに,非車載分野視点で車載向けマイコンの解説をしている記事.分かりやすい.

もう1つは、X-by-Wire(図18)。ブレーキやアクセル、ステアリング操作などをハイドロメカニカルではなくデジタル伝送で行なうという仕組みだ。ただ現在はX線α線に起因するSoft Errorsが馬鹿にならず、これにどう対処してゆくのかが今後の課題だとしている。

 あと,聞き捨てなら無いことが書いてあった.

【図18】ちなみに2008年には、一部にFlexRayを搭載した車が登場するそうだ。ただ大半の機器は引き続きCAN及びLINで接続するということになるそうだ

 その図18には「2008年にFlexRayを実車に搭載」みたいなことは何も書かれていないように見えるのは気のせいだろうか(笑)
 プレゼン中の発言だと思うのだが,なるほど2008年か.

【人とくるま展】NXP,メディア・プロセサを使った映像再生を各種披露(Tech-On 2007.5.25)

60フレーム/秒のフレーム速度で表示しても映像に乱れなどが見られず,映像信号に同期して音声信号を出力するリップシンク処理も良好に機能していることを強調していた。

【人とくるま展】デンソー,「LEXUS LS」シリーズに採用されたTFT液晶モニター付きメーターを出品(Tech-On 2007.5.24)

TFT液晶パネルを選択した理由は,画面が高精細なことに加えて,高輝度な白色LEDのバックライトと組み合わせることで,透過率が20%と低いガラスを使わざるを得ないオプティトロンメーター(自発光式メーター)でも鮮明に情報を表示できるため。

 液晶パネルはシャープ製。

【人とくるま展】アイシン精機、リアカメラで接近車両を画像認識(Tech-On 2007.5.24)

現在のリアカメラの主な利用は、駐車時など低速走行時に限られている。同システムを実用化することで、1台のリアカメラで駐車時から通常走行時にまで、カメラの活用範囲を広げることが可能になる。

 今回展示したシステムの利用は、高速走行時を想定しているので、高速走行時はカメラの画像をドライバーに見せない使い方になる。