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[ITS]
■Taiwan targets auto electronics (EETimes 2009.8.20)
The government estimates that Taiwanese auto electronics production could triple by 2015 to more than $9 billion annually as demand in China and other Asian markets surges.
■Alliance drives Ethernet into cars, professional media (EETimes 2009.8.25)
The group claims chips and systems adopting the technology could use Ethernet to replace today's in-car networks such as FlexRay and MOST or professional audio networks such as CobraNet.<<
MOSTやFlexRayの置き換えを狙っていると.まあ確かに両規格とも採用実績は欧州が中心だし,Eathernetなら枯れ具合・既存のソフト資産応用という点からも面白い提案かも.でも制御用途は,TCP/IPプロトコルではNGで,タイムトリガ方式のプロトコルまたはそれに類するものを新たに要する手間は無くならないだろう.
■電子部品各社もHVに熱視線 需要急拡大で増産急ぐ(Fuji Sankei Business i 2009.8.21)
半導体大手のNECエレクトロニクスやルネサステクノロジも、HV向け半導体供給を強化している。NECエレの山口純史社長は「電気でも駆動するHVは、従来のガソリン車よりも半導体使用量が1・5〜2倍も多く、有望な市場だ」と期待を寄せる。
■ソフト開発が左右するクルマの今後 日産自動車 電子・電動要素開発本部 副本部長兼電子システム開発部部長 安保敏巳氏(EETimes Japan 2009.8.24)
EETJ ECUに採用する車載プロセッサが共通でないとソフトウエアの再利用は難しいのではないか。
安保氏 現在、車載向けプロセッサの有力メーカーは国内ではNECエレクトロニクスまたはルネサステクノロジ、海外では米Freescale Semiconductor社、ドイツInfineon Technologies社、スイスSTMicroelectronics社などだ。例えば当社ではエンジン制御用ECUにルネサステクノロジのプロセッサを利用している。既存のソフトウエア資産もあり、プロセッサを1種類にまとめることは難しい。
そこでプロセッサの抽象化が有用だ。各プロセッサ上で直接プログラムを動作させれば性能面では有利になる。それに対してプロセッサごとの違いを隠蔽する抽象化レイヤーを設けると、当然処理性能は落ちる。だが、ソフトウエアの開発効率は上がる。従って、抽象化はどうしても必要だ。AUTOSARでもプロセッサの抽象化を取り入れている。