■日産、ASV用センサーをレーザー方式に一本化−コスト大幅削減へ

 日産自動車は先進安全自動車(ASV)のアダプティブクルーズコントロール(ブレーキ機能付き車間自動制御システム)などに使用する外部認識センサーを、ミリ波レーダーとレーザーレーダーとの併用から、レーザーレーダーに一本化する。現在、高級車の「シーマ」でミリ波方式を採用しているが、次のマイナーチェンジを機にレーザー方式に転換する。センサーの単価はミリ波方式の約10分の1と安価で、ASVシステムの普及促進を図る。

 レーダーセンサーはアダプティブクルーズコントロールのほか、レーンキープサポートシステムなどでも使用している。前走車の有無や車間距離などを計測するもの。99年のアダプティブクルーズコントロール導入当初は独社製のミリ波センサーを使用した。その後、高級車を中心に同装置を設定しているが、ミリ波レーダーは高価なため、コストを大幅に抑えられる国産レーザーセンサーに徐々に切り替えている。
日刊工業新聞 2004年3月19日記事より)


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フロントビュートヨタヴィッツのパチモンかと思ってしまうようなデザインですな.